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JFSMについて

ご挨拶

理事長 大羽 哲郎

一般財団法人食品安全マネジメント協会(JFSM)は2016年1月に設立された団体であり、国際標準に整合する食品安全マネジメント規格や認証スキームを構築、運営しております。大企業のみならず、日本の食品産業の大半を占める中小事業者でも導入しやすい食品安全マネジメント規格を運営し、食品産業における食品安全の共通基盤を構築することも目指しております。また、規格を提供していくだけではなく、食品事業者や監査認証事業で活躍できる、さらには国際標準のルール策定にも参画できる食品安全の専門人材を養成していくことにより、日本のみならずアジアの食品産業及び消費者における食品安全の向上に貢献していくことが我々のミッションです。

近年、グローバル化が進むフードサプライチェーンは複雑化し、文化や法制の異なる国々との取引の中で、情報のトレーサビリティや遵法性の確保および食品安全の適切な管理が一層求められるようになってきております。食品安全を守るオペレーションは、科学的な管理だけではなく、それを行う人や組織のマネジメントが適正に実行されることが重要といえます。食品安全を守るマネジメントシステムについては、国際標準化機構(ISO)が標準化しており、Global Food Safety Initiative(GFSI)という民間組織はベンチマーク要求事項を策定し、それを満たす民間の食品安全マネジメント規格を承認することにより、事実上の国際標準を普及させています。

日本も国際的な標準化への仲間入りを果たすべく、JFS-C規格は、2018年10月にGFSIに承認され、JFSMも認証プログラムオーナー(Certification Program Owner : CPO)として食品安全マネジメントの国際的なルール作りにも参画できるようになりました。「日本品質(Japan Quality)」という言葉があるように、日本の製品はその高い品質が認知され、食品については安全性も高く評価されている一方、食品の安全性は製品の検査結果だけではなく、特に国際的な取引においては、HACCPや食品安全マネジメント規格の第三者認証が求められる時代になりました。

日本の少子高齢化が進み、国内の食市場の縮小が予想される中で、日本食やその食文化を守り、成長させていくために、国を挙げて輸出促進等に取り組んでいる状況です。食品安全マネジメント規格(認証)が取引上のパスポートとなる潮流において、国内のみならず海外の市場に進出していくためには、食品安全の管理水準を高めていく必要があります。企業規模にかかわらず日本のあらゆる食品産業事業者が国際標準の食品安全の管理水準を高めていただけるように、分かりやすく運用しやすい規格や認証の仕組みを提供するよう努めてまいります。