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[プレスリリース]食品安全マネジメントシステムJFS-C規格(食品製造サブセクター:EI・EIII)のGFSI承認取得について

認証/適合証明/研修機関

一般財団法人食品安全マネジメント協会(JFSM)が運営する食品安全マネジメントシステム JFS-C規格(食品製造サブセクター *EI・EIII)が、2020年3月27日でGlobal Food Safety Initiative (GFSI)** により承認されました。


*食品の製造セクター(E)のサブセクター EI:腐敗しやすい動物性製品の加工 EII:腐敗しやすい植物性製品の加工 EIII:腐敗しやすい動物性及び植物性製品の加工(混合製品) EIV:常温保存製品の加工

**GFSIとは、2000年にグローバルな大手食品企業が中心となって設立された国際的な組織で、GFSIベンチマーク要求事項による国際標準の食品安全マネジメントシステムを運営し、世界のフードチェーン全体及び消費者の食品安全の向上等を図っている。


1.JFS-C規格(食品製造サブセクター:EⅠ・EⅢ)のGFSI承認の背景

2016年に設立されたJFSMは、日本の食品や農産物の輸出促進のために食品安全マネジメントシステムJFS規格のGFSI承認が期待され、2018年10月にJFS-C規格(食品製造サブセクターEⅣ)が、日本の民間規格として初めて、国際標準とされるGFSI に承認されました。一方、JFS-C規格(食品製造サブセクターEⅠ・EⅡ・EⅢ)は、GFSI申請要件(10件以上の認証実績)が満たされていなかったためGFSI未承認でありました。

今般、JFS-C規格(食品製造サブセクターEⅠ・EⅢ)が、GFSI申請要件を満たしたためGFSI申請を実施し、2020年3月27日にGFSIベンチマーク要求事項7.2に対する承認がなされましたためご報告申し上げます。


2.JFS-C規格の概要

(1) 概要

本規格は、日本国内の食品製造(加工)事業者向けの食品安全マネジメント規格でJFS-A/B/C規格の中で最も国際取引に有効な規格です。食品製造(加工)事業者は、JFSM認証機関を通じて本規格の認証を取得できます。

(2)本規格の構造

本規格の要求事項は、食品安全マネジメントシステム(FSM)、ハザード制御(HACCP)と適正製造規範(GMP)の大きく3つの要素で構成されています。

(3)本規格の関連文書

  ・JFS-C規格(食品の製造:セクターE)〔組織に対する要求事項〕Ver.2.3

  ・JFS-C規格(セクター:E)<製造>ガイドライン Ver.2.3


JFSMとしましては、GFSI承認されたJFS-C規格がより認知され、広く活用されることで、日本の食品産業の輸出促進やフードチェーン全体の監査コストの低減及び食品安全の向上に貢献できるよう引き続き努めていく所存であります。


【プレスリリース】

食品安全マネジメントシステムJFS-C規格(食品製造サブセクター:EI・EIII)のGFSI承認取得について