一般財団法人 食品安全マネジメント協会は、2024年9月10日に「JFS規格（フードサービス）〔組織に対する要求事項〕Ver.2.0」及び「J FS規格（フードサービス）Ver.2.0ガイドラインEdition1.0」を公表しました。

　

従来の「JFS規格（フードサービス）Ver.1.0」は、2019年の初版公表以降、改定が行われておりませんでした。しかしながら、この間に以下のような関連制度・規格の改定や新設が進められてきました。

・Codex HACCPの改定

・食品衛生法の改正施行

・JFS規格（フードサービス・マルチサイト）の新設

・JFS-C規格のVer.3.0、3.1、3.2への改定

・JFS-A/B規格のVer.3.0への改定

・JFS-B Plus規格の新設

　

これらの変化に伴い、規格間で要求事項の内容や項目名、項番などに整合しない点が見られるようになりました。そこで、Codexや関連法令、他のJFS規格との整合性を確保し、フードサービス分野における食品安全管理体制の構築に資することを目的として、Ver.2.0への改定を実施いたしました。

JFS規格（フードサービス）Ver.2.0は、比較的規模の大きい飲食事業者、ホテル・旅館、給食施設などを主な対象とした内容となっております。これにより、より実効性の高い食品安全管理の導入が可能となります。