
ニュース
JFS規格の信頼性維持プログラムにおけるJASaff様との連携開始について -記念セレモニー開催
一般財団法人食品安全マネジメント協会(以下、JFSM)は、独立行政法人農林水産消費安全技術センター(FAMIC)認定センター(JASaff)(以下、JASaff)様と、JFS監査及び適合証明プログラム文書に基づいた信頼性維持活動における事務所審査業務に関する委託契約を締結し、2025年6月6日に記念セレモニーを行いました。
この記念セレモニーは、国連が定めた6月7日の「世界食品安全の日」を記念するJFSM主催イベント「世界食品安全の日2025」にて行われました。コーデックス委員会のwebサイトでも紹介いただいており、今年で4回目の開催となります。
記念セレモニーでは、JASaff所長の松田雄一様へ、JFSM理事長の小谷雅紀より記念品の授与が行われました。
セレモニー記念撮影(左からJFSM理事長 小谷雅紀、JASaff所長 松田雄一様)
松田様からは、「今年度からJASaffがJFS監査及び適合証明プログラム文書に基づいた信頼性維持活動のお手伝いをさせていただくことになりました。この背景には、FAMICがJAS制度において長年取り組んできた国際規格ISO/IEC 17011に基づく認定業務の知見があり、それを活かして認定機関としての業務を展開・発展させてきたことをご理解いただけたものと受け止めております。JASaffはJFSMとともに食品安全に尽力していく所存です。」とのお言葉をいただきました。
JFS監査および適合証明プログラム文書に基づく信頼性維持プログラムは、監査会社が適切に監査業務を遂行している体制を維持しているかどうかを確認しています。その目的のため、JFSMは年次の事務所審査(監査会社の品質マネジメントシステムや監査報告書の確認等)をすべての監査会社に対して実施しています。
今後、この年次の事務所審査はJASaff様に段階的に移行していきます。JASaff様がこれまで食品分野の認定業務で培われた審査に関する豊富な知見を活かしていただくとともに、利害関係者の審査関与を無くすことで、より公平かつ適正な審査が実施されます。これにより、適合証明プログラムで運用しているJFS規格において、より一層の信頼性向上が期待されます。
プレスリリース:
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000017.000088694.html