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日本・台湾・マレーシア、食品事業者支援のため三社連携へ ー FOOD TAIPEIにてMOUを締結
一般財団法人食品安全マネジメント協会(JFSM)は、台湾・台北で開催された国際食品見本市「FOOD TAIPEI 2025」において、台湾の「台灣優良食品發展協會(TQFA)」およびマレーシアの「Rubix International Consultancy Sdn Bhd(Rubix社)」との間で、三カ国における食品事業者の支援および食品産業のさらなる発展を目的として、三社間での基本合意書(MOU)を締結いたしました。
本MOUは、日本・台湾・マレーシアにおける貿易および産業協力を強化し、食品事業者および食品産業の発展を三者間で促進することを目的として、食品業界に関する情報交換、公開セミナーや会議の開催、展示会や商談会における連携などを通じた協力関係の構築を目指すとともに、さらなる事業連携の検討を進めるものです。
TQFAとはこれまでも、食品安全、社会的責任事業の両方で連携を進めてきましたが、新たにRubix社を含めた三社でのMOUの締結が実現したことにより、食品事業者のマーケット拡大、マレーシア国内での食品安全規格の運用等の分野での協力体制の展望が開け、食品事業者の国際展開支援に資する体制がより一層整うことが期待されます。
MOUの締結式は、2025年6月25日、FOOD TAIPEI 2025イベント内にて執り行われました。式典には、TQFA理事長の周能傳(Chou Neng-Chuan)氏、JFSM理事長の小谷雅紀、Rubix社マネージングディレクターのKamal Bin Karim氏の三者とともに、立会人として台湾衛生福利部食品薬物管理署の代表、公益財団法人日本台湾交流協会の台北事務所副代表の服部崇氏、マレーシア友好貿易センター台北代表のAznifah Isnariah Binti Abdul Ghani氏が出席し、今後の協力に向けた抱負を語りました。左からJFSM理事長 小谷雅紀、日本台湾交流協会台北事務所副代表 服部崇氏、TQFA理事長 周能傳氏、台湾衛生福利部食品薬物管理署の代表、Rubix社マネージングディレクター Kamal Bin Karim氏、マレーシア友好貿易センター台北代表 Aznifah Isnariah Binti Abdul Ghani氏
MOU締結は今後の具体的な事業連携に向けた強い意思表明であり、継続的な協議・実務協力の出発点となります。今後は定期的に開催される三社会議を通じて、具体的プロジェクトの立ち上げ・推進を進めてまいります。
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